オープントス バレーボールジュニア選手育成プログラム DVD 工藤憲 上達 練習

オープントスのやり方

ボールを高く上げるオープントスが上手く出来ていますか?
オープントスはセッターがスパイカーに上げる最も基本のトスですね。

 

 

このトスのメリットは、高くあげるのでスパイカーがゆとりを持ってスパイクを打てるところです。ですが逆に相手にも守りの準備をされやすいというデメリットもあるでしょう。

 

 

そして、セッターはレフト(左)方向には、前を向いてトスをあげ、ライト(右)方向には後ろを向いてバックトスを行います。

 

 

いずれにしても、トスは正確でないと意味がないので、オープントスを安定して上げるコツは、手先や腕の力だけに頼って高いトスを上げるのではなく、ボールを柔らかく受け止め、腕の肘や手首と合わせて、足首や膝といった下半身のバネを上手く使ってトスを上げることです。
そうすることで、方向性と安定した高いボールを上げられるようになってきます。

 

 

ですが、ボールをとる瞬間に肘や膝が伸びきってしまっていると、ボールの勢いを吸収することも出来ませんし、全身のバネを使ってボールを送り出すことも出来なくなってしまいますね。

 

 

そんな基本のオープントスのやり方としては、例えば、レフト方向のスパイカーにトスを上げるなら、まずは姿勢を低くして、ボールの落下地点の真下に素早く移動しながら、スパイカーの方を向きます。(ボールを受ける前にネットに背を向けた状態から体が90度回転する。)

 

 

膝は大きく曲げ、ひじを曲げタメをつくったまま両手を上に差し出し、膝が伸び切る手前で身体の正面でボールをしっかり受けます。
両手を使ってボールを包みこむように手首を使って柔らかく受けとめたら、膝からの力を使いながら、ひじ、手首の順にバネを利かせてレフトのスパイカーにボールを上げます。

 

 

スパイカーにボールを送る瞬間までは、相手にコースを読まれない為にも一定にフォームを保ちます。また、相手に考える余裕を与えない為にも、なるべく高い位置でボールを受けたほうが良いでしょう。

 

 

なお、セッターのトスを安定させるにはネットに対する、体の向きとリード脚の使い方に非常に重要なポイントがありますが、ジュニアの選手には少し難しいかも知れません。そこで、この工藤憲監修のバレーボール・ジュニア選手育成プログラムDVDでは、ヘディングを使った様々な練習があるので、セッターの上達や指導する上での参考になるでしょう。

 

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収録内容 パス、レシーブ スパイクの基本 サーブのコツ ブロックの基本 トスのコツ 指導について