セッターのトスアップ
バレーボールでのセッターというポジションは、コート内でカバーする範囲も広く、ボールに反応するスピードだったり、体力などの基礎的な運動能力の高さが求めれます。
これは小学生のジュニア選手も同様で、身長が高いセッターなら前衛、背が低いようなら後衛からアタッカーへトスを上げるように練習すると良いですね。
そんなセッターのトスアップのコツは、ボールの落下地点に右足で入りながら体重をかけて、左足は身体を支えるようにして、右太ももの上であげるイメージをもっと安定しやすいです。
ですが、動作と逆の方向の左側を軸にすると安定したトスをあげられません。
つまり、動く方向に対して身体の軸を作ると重心が安定するので、右側に体重をかけて左足は体を支えるようにするのがコツです。
この時には、右足に８、左足２の重心配分でボールを送るようにします。
また、その際には相手のコートを右目で見て、ブロックの位置を確認して、相手のいないところに上げます。
練習としては、前衛にポジションをとるセッターなら、実際の試合ではブロック後にトスアップするようになるので、ブロックの動作を入れ、跳んだ後に素早く身体を回転させて行いましょう。
このように、実戦を想定して繰り返し行うことで試合でも使える技術が身についてきます。