目標となる大会を決めよう
小学生のジュニア選手のバレーボールを指導する上で大切になるのが、目標となる大会を設定することだと思います。
そうすることで、1年間を通して、どの時期にどのような練習をすればいいのかといったスケジュールを組み立てやすくなるからです。
全国大会を目指しているジュニアチームなら、毎年8月に全日本バレーボール小学生大会があります。
3月に今の6年生が卒業し、4月から新しいチームでの練習もはじまりますから、チームの方針なども決めることも必要になると思います。
できれば、5月のゴールンウィークくらいには決めて、連休中の練習試合でチームとして成り立つように指導しておきたいところですね。
そして、6〜7月の全国大会の予選大会を戦いながら、チームに不足しているものを付け足していくといいのかなと。
8月の全国大会が終われば、11月から地域の大会も開催されると思うので、8月以降は新年度のチーム作りの準備に入るようになります。
ただ、年間のスケジュールなどを立てる時にも、選手のプレーの上達には個人差があるので、あまり計画通りに進めることばかり考えても上手くいかないように思います。
特に、初心者に対しては状況を見て設定しておくことが必要でしょうが、どのレベルの選手も得る達成感は同じになるようにするといいです。
レベルの違いには、ボールの出し方などで加減しながら行って、同じ練習メニューをこなせるようにします。
そうすることでチーム全体の連帯感などもでてくるからです。
1日で考えた場合なら、平日の練習時間は準備を含めて2時間30くらいになると思います。
あまり長くやっても集中力が続かないでしょうし、帰宅してから勉強もしなくてはいけませんからね。
指導者の方の多くは、小中高とバレーボールをやってこられた人も多いと思いますが、やはり小学生に教えるとなると、「今のままの練習で子供たちが本当に上達してくれるのか?」「自分の教え方が正しいのか」と不安になることも多いと思います。
そうした方は、やはりバレーボールの指導書などを読んだり、実績のある先生のDVDなどで学んだほうがいいかと思います。
経験則で教えると、例え間違っていなくても、その子には合わない場合が多々ありますから、バレーボールが嫌いにならないように、どのように教えるかが指導者の腕の見せ所でもあるのかなと思います。('ω')ノ
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