フェイントとプツシュのコツ
強打するスパイクと思わせて、相手ブロックの背後に落とすのがフェイントとプツシュですね。
フェイントは、力を抜いて下からボールを浮かせるようにして相手コートに落とします。
一方のプツシュは、指先や手首を使って、ボールを押し込むように落とします。いずれもスパイクを打つと思わせてすることが大切です。
また、手首や指の使い方は、5本の指をしっかり使ってボールをコントロールすることはどちらも同じですが、フェイントの時は5本の指だけをつかって、力を入れずに下からふわりと浮かせ、プッシュの時は手首を返してスナップを利かせて、横からボールを指先でさわります。
そして、右へプッシュする時は親指から小指までの5本の指を使って押し出し、左には人さし指と中指に特に力を入れて押し出すようにします。
このように、それぞれ手首や指の使い方にはコツがあり変わってきます。
また、狙い方としては、フェイントはブロッカーの下り際を狙って、そのすぐ後ろへふわりと落とし、プツシュは長めに逆サイドや真っ直ぐに奥のコーナーなどに狙うと良いでしょう。タイミングもブロッカーの下り際です。
いずれにしても苦し紛れの消極的な技ではなく、あくまでスパイクも打てる状況での積極的な攻撃のひとつですので、状況に応じて上手く使い分け出来るようにしておきましょう。
ブロックを避ける攻撃方法も網羅
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