Ｄクイックは決定打になる
バレーボールのＤクイックが、小学生のジュニア選手も上手く出来るようになれると良いですね。
これはバックにあげられた平行トスをライトから打つようになり、Ｂクイックの裏返しパターンです。
実際に全国レベルのジュニアチームは、速攻などの攻撃のバリエーションも豊富なものです。
そんなＤクイックは、スパイカーとセッターの距離が２〜３メートルとほぼＢクイックと同じですが、背後へのトスとなるので、それだけ難しくなります。
というのも、スパイカーが見えない上に距離も離れており、長めのバックトスで直線的な鋭い軌道でボールを送らなければいけないからです。
ですが、Ｃクイックと同じようにセッターの前方へトスを送ると見せかけて、離れた位置にネットと平行にバックトスを出すようにすれば、それだけ相手の予想の裏をかくことが出来るので、決まればほぼ決定打になるでしょう。
また、クイックなどの速攻はスピードがカギなので、トスが山なりになりすぎないように注意しましょう。
更にジャンプバックトスで行えば、より相手は迷うにようになる筈です。
試合で使えるようにするには、まずはセッターがバックトスを正確にあげられるようになり、次にスパイカーとのコンビネーションを合わせるようにすることです。
タイミングや距離感に慣れるのは難しいですが、是非この機会にチャレンジしてみましょう。