オーバーハンドパスのやり方
オーバーハンドパスはアンダーハンドに比べて難しいせいか、小中学生のジュニア選手で苦手としている人も少なくありませんね。
ですが、オーバーハンドパスは、上手くできるようになれば自分の思った所にコントロールしやすいのが長所です。このメリットを最大限に生かすようにするには、両手のバネを上手く使ってボールの勢いを吸収するように和らげて、思った方向に送り出す動作をマスターする必要があります。
基本の構えは、ヒジを曲げて、両手の指を開いて額の上で構え、足は肩幅程度に軽く前後に開いてヒザは軽く曲げるようにします。
オーバーハンドパスの基本的なやり方としては、心持ち前に傾けた姿勢で素早くボールの落下点に移動し、しっかり指を立ててボールに手のひらを向けます。
そして、ボールを一瞬止めるように手首を反らして、両手の10本の指でボールをとらえます。
そして、ヒジと下半身のバネをしっかりきかせて、10本の指でボールを送り出すようにパスをします。
この時に両手のバネを上手く使うには、ボールを10本の指でとらえた時の手首とヒジを柔らかく使うことがコツです。
軽く手首を反らしてヒジを曲げながら額の10cm位までボールを引きつけてとらえた後に、とっさにヒジを伸ばして手首を返すようにボールを送り出す反復練習をすると良いでしょう。
また、ボールを受ける位置が悪く、前すぎたり後ろ過ぎたりすると、体の姿勢が崩れてボールを正しく上げることができなくなるので、常に前足の上でボールを受けるようにすると、安定したパスを出しやすくなります。
なお、脚のバネが上手く使えないジュニア選手は多いのですが、小中高校生にお勧めの上達法があります。この工藤憲監修のバレーボール・ジュニア選手育成プログラムDVDでは、バレーボールではなく、重たいバスケットボールを使った非常に効果的な練習方法をDVDでは紹介してあります。
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